防振・除振委員会(委員長：昭和サイエンス　小関誠志)では「振動制御のトレンドに関する講演会」と題してする講演会を企画いたしました。振動騒音に関する制御技術、建設機械の騒音をどのように低減させるのか、制振材料の特性と新規制振材料の方向性について紹介します。さらに、実際の防振技術のトピックスを紹介します。

イベント名称

振動制御のトレンドに関する講演会

開催日時

・2022年11月17日（木） 13:00 ～ 17:00

スケジュール

13:00~13:15　　会議室にて　受付
13:15~13:20　　開会挨拶　
13:20~14:10　　「振動エネルギー伝達に基づく対策・設計」
　　　　　　　　　　　　　神奈川大学　工学部　機械工学科　　教授　山崎　徹様
講演内容　振動騒音に関わる制御技術への期待は、環境意識の高まり、製品価値の向上などでより一層高くなっている。また，手戻り解消などのために、設計の早い段階で振動騒音を考慮した構造設計技術も期待される。本講演では、これらの期待に対する対策から概念設計に至るすべての設計段階で活用が可能な「エネルギー伝達」に基づく解析技術と検討事例を紹介する。具体的な解析技術は，統計的エネルギー解析法（SEA）や振動インテンシティ解析（SI）などであり、これらの基礎事項についても解説する。

14:10~14:50　　「独自冷却システムを搭載した極低騒音型油圧ショベルの開発」
　　　　　　　　　　　（株）神戸製鋼　機械研究所　振動音響研究室　室長　山口　善三様
講演内容　独自開発した先進の冷却システムを搭載した極低騒音型油圧ショベルを題材に、油圧ショベルの低騒音化について紹介する。

14:50~15:00　　休憩
15:00~15:40　　「制振材料の基本特性と今後の新規開発の方向」
　　　　　　　　　 西澤研究所　代表　西澤　仁様
講演内容　今後の新規制振材料の開発の方向性を中心に講演する。
　　　　　　　　　
15:40~16:20　　「特定天井に対応した防振技術」
　　　　　　　　　 （株）昭和サイエンス　開発部　部長　内田　岳男様
講演内容　耐震と防振、相反する機能を実現するべく鹿島建設と共同開発した特定天井に対応した防振設計の構造とアイテムのご紹介

「機械振興会館」６D-4会議室
東京都港区芝公園3-5-8　TEL：03-3434-8216～7
アクセス：東京メトロ日比谷線・・・・・・・神谷町駅下車　徒歩8分
　　　　　都営地下鉄三田線・・・・・・・・御成門駅下車　徒歩8分

http://www.jspmi.or.jp/kaigishitsu/access.html

新型コロナ感染拡大対策として、利用者は、マスクの着用をお願いします。当日は体温を測り、37.5℃以上の発熱、体調不良のほか、感染の疑いがある場合は、来館をお控えください。

定員

50名(定員になり次第締め切らせていただきます。)

会費

会員会社　　5,000円
非会員会社　7,000円

＊当日会場受付にて申し受けます。なお、お申込み確認後の取り消しは不可となります。

申込

氏名、所属・部署、電話、fax、E-mail、会員・非会員を明記したものを下記申込先にmail或いはfaxにてお申し込みください。

(一社)日本振動技術協会　事務局　山方事務局長
〒150-0011
東京都渋谷区東2-23-13　サンブリヂ渋谷ビル　5階
電話・FAX　03-6427-9535 　e-mail：info@javit.or.jp